父のこと 看取り その2
父は亡くなった。
転院して移れたその病院を父は
気に入っていて、
その病院で
父が最期を迎えられたことは
本当にありがたかった。
病気を克服して、
また一緒に仕事して行く積もりで
治療に取り組んでいたのに、
急に父が亡くなって
ポッカリ、
本当にポッカリ、
私の心に穴が空いた。
父の病気が分かったのは、
犬を急に飼うことになって、
賃貸戸建てから近所の戸建てに引っ越しを決めて引っ越した直後だった。
その家は、
前の賃貸戸建てより
父の家に益々近くなっていて、
父のお世話のために用意されたように出会った不思議な家でもあった。
父が亡くなった瞬間、
本当に
体
から
魂
が抜けた
と感じた。
「体と魂は別々」みたいな感じを
初めて感じた。
なので、
父は亡くなってしまったけれど、
生前より父をいつも側に感じるようになった。
肉体同士だった頃より多分
魂として私の側にいる感じが
よくするようになった。
しかしそうは思えても
私は自分を責め続けた。
もっともっと
何か出来たはず。
なんて自分は無力なんだろう?
次女も助け切らない
そして父も助けられなかった😭
なんて私は無力なんだろう‼️
なぜそんな風に自分を責めてしまうのか
わからないけれど
当たり前のように自分を責めていた。
もしかしたら
まだまだ
自分を責めているかもしれないけれど、
悲しみから
自分を責めている自分に気が付けて
自分を沢山沢山
何度も何度も
気が付く度に癒した。
父は
「家族葬」を望んでいた。
父の望む通り、
大きな葬儀は避けて
私達兄妹と子ども達、
それと親戚のみの式で父を送り出した。
父の最期の会。
父の生き様、
父と関わった身近な人達への感謝の会。
頑張って
私はやるんだ。
そうして私は
お通夜と告別式の準備をした。
式場には
父と子ども達との沢山の思い出の写真、
父の若い頃の写真、
思い出の品々を飾った。
白色のステキな棺桶を地元の葬儀屋さんが
用意してくれて、
その棺桶の父の周りには
父が大好きだった花を沢山沢山
飾った。
お通夜の夜に
白色の棺桶に子ども達は
父へのメッセージや絵を
思い思いにいっぱい書き込んだ。
また、
子ども達は父との思い出をあっと言う間に
歌にして作り、
告別式当日、
みんなの前で歌った。
父のための
父らしい
個性的な式だった。
父はやんちゃで、
個性的で、とてもパワフルでエネルギッシュな人でした。
エネルギッシュ過ぎて
女性問題も多く、
お陰で私は
そんな父に呆れて家を出たらしい
本当のお母さんのことは全く覚えていない。
だけどお父さん、
ありがとうございました。
一緒の人生、
楽しかったね❣️✨
父がお世話になったみなさん、
あらためて
本当にありがとうございました💕
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