生きる生きている
昔住んでいた外国の村でのお話し。
その村には
水も電気もまともになく、
寝る時は必ず蚊帳をして、
その周りを飛び交う
無数の蚊の羽音を聞き
日本の蛍より強い光を放つ
ホテルが何匹も飛び交う光を見ながら
眠りました。
光がないので
当たり前に見える天の川、
夜外を歩く時は、
暗過ぎて自分の足元さえも私には見えません。
仕事で泥だらけになっても
水が少ないので
バケツ半分の水だけで体は洗い
週に1回、
贅沢にバケツ1杯の水を使い
髪の毛を洗いました。
雨が降れば、
ピカピカの笑顔を更にピッカピカにして
子ども達は雨をシャワー代わりに水浴び!
電気が来れば喜んで、
大人も赤ちゃんも踊り出す。
照りつける太陽の日差し
突然激しく降るスコール。
ある日
仲良くしていた4歳の男の子は
腹痛を訴えてから
ほんの3日後くらいに亡くなりました。
泣き崩れました。
いつもいつも
「大好きだよ!結婚しよう!」
って、
両手を広げてどこからでも
私に叫んでくれていた
4歳の男の子エリー。
そんな日々の中で
必然に考えた
「幸せ」や
「豊かさ」について。
「当たり前」や
「普通」について。
大切な人に大切なことを
伝えられているだろうか?
当たり前にあるものへの
ありがたみをどれだけ感じられているか?
エリーはたった4歳で天国へ昇ったけれど
エリーは私よりも、
たった4年間の人生で
大切なことを沢山感じて
大切なことを沢山人に伝えて
亡くなったのかもしれないなと
よく思っていました。
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